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Android端末に搭載した電子コンパスのテスト
Android端末に搭載した電子コンパスのテスト
1. 電子コンパスのテストとは
電子コンパスをAndroid端末に実装した時に正常に動作しているかどうか、テストを行います。
2. テストアプリ "AMI 2D Plot"
Android端末用の電子コンパス テストアプリ AMI2DPlotは以下のリンクからダウンロードします。
・AMI2DPlot.apk (download)
ダウンロードしたら、マーケットアプリではないのでユーザーアプリのインストール手順でインストールします。
使い方を簡単に説明します。
機能は2次元(XY,XZ,YZ切り替え可能)のプロットと、ログ機能です。
Startでセンサーが動作します。
この状態で、磁場のよい場所で8の字に振るか、端末を縦に1回転と横に1回転の合計2方向に回転させて、自動較正をさせます。
磁気の軌跡プロットの色が赤色だとまた較正されていなくて精度が出ていないので、緑になるまで再度繰り返し回転させます。
(磁場環境のよい場所で較正を行うこと。磁場環境が悪いと較正が正しく行われず較正処理が終わらない。)
較正ができたら、回転台に乗せて水平に回転させて、センサーのデータをプロットした軌跡が円になるかどうかで、コンパスの性能をテストする。
画面をタップしてグラフの表示の操作ができ、画面上に書かれた円のゲージ内をタップした場合円ゲージが小さくなり、円ゲージのすぐ外をタップした場合、円ゲージが大きくなります。
シングルタッチしてドラッグすると表示されるグラフの範囲が移動します。
2点マルチタッチしてドラッグすると、グラフの拡大、縮小できます。
ログは、アンドロイド端末の「/data/data/us.aichisteel/files/ファイル名」に保存されます。
logチェックボックスがチェックされている場合、右上のファイル名の名前で スタートボタンを押してから、ストップボタンを押すまでの間、ログします。
※ このアプリ作成には、アンドロイドのグラフ作成用のミドルウェア http://www.achartengine.org を使用しています。